過ぎ去りず此処に残る過処

過ぎ去りず此処に残る過処

歌降る 永遠の歌 永遠 消える 二年後の秋
出会う本当の別れに意味を悟った今頃

思えば
永遠も 愛も 幸せさえも あなたも 自分の事も わからなかった

雨で花が咲くのならば 涙で夢を叶えてみようか
そんな明るい未来の歌を 与えられたって歌えないだろう
雨で花が散りゆく歌を 涙で夢を諦める歌を
そんな暗い未来の歌 作って歌っていいかな?

夢 未来描くはずが 夢見るのはあの日へ戻れ
過去になれない「カコ」がある それをなんて呼ぼうか

今でも
過ぎ去りず此処に残る過処 胸に今でも消えない「過処」がある

雨が神様の涙ならば 花は神様の夢なのだろう
そんな神様がいる夜空に 祈ってばかりじゃ変われないからこそ
雨に濡れても涙しても 花のように夢を咲かせたいと
そんな明るい未来の歌 作って歌っていいかな?

雨で花が咲くのならば 涙で夢を叶えてみようか
そんな明るい未来の歌を 今日から少し歌ってみようかな
雨に濡れた花の光に 涙で夢を叶えた人を
重ねあわせ僕の「過処」を「過去」にできたらいいな

いつかこの歌で誰かの「過処」も「過去」にできたらいいな